ヒアルロン酸とフリーラジカル

投稿者[ すみれ ] 発言日時 [2001年3月31日(土)21時38分49秒]

元の発言 [ Re: けん引って・・・ ] お名前 [ ぽぽんた ] 日付 [ 2001年3月31日(土)18時21分30秒 ]

けん引って危険なんですね・・・。
>> 三毛子さん、よくわかります。私もやってますよおお。
私もわかります。時々やってます。疲れた時の気分転換の体操代わりに。首はこわくてやたら回せないので。

実は私9年前頚椎ヘルニアやって、入院中に寝ながら少ない重量で引っ張ってもらうけん引をしました。そのヘルニアになったのは、たぶん尾瀬に行った時、アホな夫のわがままで不本意にも昇り降りだの、私の体力と予定を大きくオーバーした山歩きで過労になってしまったことがきっかけです。

ヘルニアではありませんが、その5年前、たぶん私のSLEが発症するきっかけになる夜勤後のさらなる残業を夜までやった後、膝の関節がコリコリとぶつかり合うような激痛を体験しました。リウマチの方の痛みはこれではないか?と思ったくらいです。
どちらも過労による活性酸素などが関連しているかな?と考えるのですが、一昨日見つけた文献、長くなりますが、ご参考までに見てください。
『分子予防医学』:編集松島綱治、医学書院、1999 \6800
「フリーラジカルによる生体への侵襲と疾患」の章のP43に
以下のように書かれています。
「フリーラジカルによる糖鎖の障害も生体防御ならびに損傷といった面において重要な役割を与えることがわかってきている。糖鎖の損傷はゆっくり進行すると考えられており、慢性の疾患や老化と深く関わっているものと考えられている。哺乳動物の細胞外マトリックスの重要な構成部分であるヒアルロン酸の切断は重篤な疾患の原因となりうる。ヒアルロン酸は関節液、眼の水晶体などに大量に含まれており高い粘性を示しているが、フリーラジカル反応によりヒアルロン酸の切断が起こると、関節滑液の粘度低下が起こり、関節の可動性が損なわれる。こうした点、糖質へのフリーラジカル反応もまた重篤な疾患の一因として考えられる。」       以上です。


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