元の発言 [ みなさんに、お願いで〜す！ ] お名前 [ 三毛子 ] 日付 [ 1998年10月18日（日）02時32分42秒 ]
>> パティさんから、血液検査の結果、消炎鎮痛剤、などについてのご質問が出ています。
>> みけこの場合をコメントしましたが、膠原病系疾患はホントにひとそれぞれ、ひとりだけのコメントでは片寄ってしまいます。
>> そこで、みなさん、お願いです。 ぜひぜひ、みなさんのご意見、ご経験などをコメントしていただきたいのです。
パティさん、こんにちわ！ 私は日本から海を隔てた常夏のフィリピン在住です。
私もみけこさんと同じく｛りっぱな｝慢性関節リウマチ患者の１０年生です。
１０年前、最初の症状として左手の中指の第二関節がぷっくり赤く腫れて痛い日が数日つづいたので、気になって
病院に駆け込みました。この時は「リウマチ」だとは夢にも思っていなかったので、最初に駆け込んだのは総合病院の整形外科
でした。でもこの時、私の腫れた手指の関節を見た医師（リウマチの専門医ではありませんが）リウマチを疑って、さっそく
血液検査を指示し、リウマチ因子を調べることにしたのです。ところがなんとこの最初の検査結果は［陰性」だたのです。
<幸い>にも親族にリウマチ患者がいた私は、その他いろいろの症状からやはリウマチと確信し、それから
リウマチ専門医のドアをたたきました。う〜ん、それからはいろいろな薬にいじめられたり、お世話になったりの連続で今日まで
なんとか乗り切ってきました。発病３年目にして<やっと>リウマチ因子の血液検査が「陽性」になったんですよ。
みけこさんは今だに陰性だっていうし、この病気はホントに人さまざまなんですね。
私の場合、発病当初は手指の第二関節と親指の付け根の腫れと痛みが激しかったので、手指の小さな関節に
直接ステロイド液を注射されました。でもこのおかげで、手指の変形が最小限に食い止められたような気がします。
その後、炎症が手指以外のあちこちの関節に広がってきたとき、抗リウマチ剤のリマチルやメトトレキサードも試されましたが、
これらはすべてひどい副作用のため残念！
でも幸い胃が比較的丈夫だった私は、ボルタレンという非ステロイド系の抗炎症剤を７年ちかく常用して
痛みはなんとか乗り切ってきましたが、だんだんボルタレンも効かなくなって、現在はごく少量のステロイド
（プレドニン）とモービックという抗炎症剤で安定した日々を過ごしています。「モービック」は来年あたり
日本で認可されるようですので注目していてくださいね。ボルタレンよりず〜と胃にやさしいありがたいお薬です。
ロキソニンはプロドラッグと呼ばれて、やはり胃への負担が少ないとてもすぐれた薬ですが、残念ながら
私には効きませんでした。どんなにすぐれたお薬でもその効果や副作用は人さまざまなので、担当の医師と
「チームワーク」を組んでより効果のある治療法を追求しつづけるのが私たちリウマチ患者の永久の課題です。
パディさんの場合、まだリウマチと確定したわけではないのに、その症状から即座にリウマチを疑われたのは
ほんとうに感心しました。あまり神経質にならないでくださいね… （みけこさんに同感！）
でも、もしそうだとしても、医学がどんどん発達しています。リウマチをかかえながらも普通の生活をしながら
長生きしてる人たちが大勢いますよ。それに、この病気は初期の対応がその後の進行を左右するカギとなる
ので、パティさんの場合はきっと安心ですよ。
私はリウマチになったからこそ見えてきたこと…がたくさんあって、
それに、リウマチのおかげでめぐり合えた大切なおともだち…が大勢できて、とても幸せデス！
Yoshie (~-~)